波のトリコになるように/小川範子 その1

最初に試聴でサビ聴いた時には、
やっぱりメジャー復帰第一作だし安定した楽曲になるのかなって思った。
しかし甘かった。月曜深夜の月詠のエンディング聴いた時に、
イントロが明らかに挑発的。
作編曲の菊地成孔さんは、
ジャズもテクノもやる。
歌詞カード見たら、
ほとんど菊地さんがメロディを全て担当している。
で、曲を聴く。6分余り。
もとは主題歌として作ったらしいが紆余曲折あって
挿入歌、先週はエンディングとなったらしい。
それにしても曲の長さもそうだけど、挑発的だ。
zabadak asterisk kirche そういったあたりで、
長い楽曲に大抵ハズレ無しと言うイメージが強い。

歌の部分は聴きやすい音階と
非日常的だが幻想的になりすぎない歌詞が、
範子さんの歌声に上手くマッチしている。
そして間奏は菊地ワールド全開。
期待を大幅に上回った。
なるほど、こうまとまりましたか。