7/1 eeyo+清水一登+坂本弘道などライブレポ

pp通信社に上げたものと文章は同一です。

1組目hiroko arakakiの途中で入り、あまり入り込めないまま終わってしまった。
2組目今井三弦。ギター弾き語り。男性高音。MCでは色々屈折キャラを披露していたが、曲は聴きやすかった。ただ4組目にも言えるけどちょっと前半の曲編成にスローなものを持ってきすぎな感はした。アップテンポな曲のギターの歪ませ方は面白い。
イーヨのセットは後述。
4組目、沢田ナオヤ(ヴォーカル、ギター)&山本達久(ドラム)。こちらも高音ヴォーカル。山本さんはイーヨさんとのセットで2回ほど観ているが、今日は割合スタンダードな歌物。沢田さんのひょうひょうとした歌い方、普遍的な歌詞回しは尻上がりにハマる。山本さんのドラムの合わせ方はメリハリがあってやっぱりいい。
最近は悪い夢にうなされることが多かったので、応援的なメッセージは気持ちがいい。3拍子の曲も良かった。
3組目、
清水一登(グランドピアノ)、eeyo(ヴォーカル)、坂本弘道(チェロ、ミュージカルソー、笛のようなもの)…左から順。
イーヨさんが各々と組むセットは観たけど、このトリオは初顔とのこと。
チェロを持ち上げてギターのように激しく弾いたり、ミュージカルソー(ノコギリ)を弦で弾いててアプローチ豊富。先月聴いた石橋英子さんのしっとりとしたピアノとはうってかわって清水さんも応戦するかのごとく難しいリズム、メロディーを交える。ピアノが跳ね上がったのがイーヨさんには見えたとのこと。しかし最後の曲など要所要所は穏やかにまとめる。同じ楽曲でもイーヨさんはソフトな歌い方だけど様々な伴奏に合わせるのは容易では無いわけで。歌詞のある曲と無い曲が混じっていたけど、どちらも情念的なものを込めて歌うので不思議な気分にいつもさせられる。

全体的にはバンドの配置が良く、椅子の多い会場には合っていたのではないかと。おかげで思いの外終了が遅かったけど、充実感はありました。
追記 日付が変わってしまったので、タイトルに日付を追記。
追記2 eeyo,清水一登,山本達久,saxの津上研太によるeeyoのスタンダードナンバー「アウビイ」はこちら。

追記3 清水一登はヒカシュー,Killing Time,AREPOSなどに参加、坂本弘道渋さ知らズ,パスカルズなど。