今日のzabadakのライヴ

先に書いたが、
やはり将来に期待が持てるか、が今回の見所だと思っていた。
前半は90年前後の楽曲。
やはり破壊力が凄まじい。
遠い音楽と夢を見る方法は圧巻。
アルバム遠い音楽で、
夢を見る方法→遠い音楽→二月の丘
と収録されているが、
それが如何に恐ろしい事かを再認識。
劇団ひまわりへの提供曲を挟み、後半。

…また、六本木で抱いた違和感が再燃した。
私は、インディーズに戻ってからのzabadakは、
必ず奇数枚目に想像もつかないものをぶつけてくる、
そういうイメージを持っている。
iKONとSIGNALがそう。
ここで言う枚数は、サウンドトラック物は含まない。
後半の選曲だけ見ると、
完全に外れている。
いや、Still I'm fineはやったけど、ちょっと破壊力とかとは別の持ち味の曲だ。
これらのアルバムの楽曲は、
構想外なのだろうか。
今回のメンバーなら、全く安心して見ていられる出来でできたはず。
子午線のマリア、遠い旅の記憶、Tin Town…
私が抱いていたイメージを真っ向から否定された。
五枚目…前述の通り、空ノ色は含まない…への期待が膨らまなくなるのか。

今はiKONを通しで聴いている。

ある程度の覚悟はしたつもりだったが、
体調不良で覚悟も吹っ飛んだ。

満足と不満の大きなベクトルがねじれの位置に配置されたので、
相殺しあうことはない。
それが何だか歯がゆい。

バランスを取るという観点で言えば、
前半に「かえりみち」をやれば、まだ納得したかもしれない。