prunus/zabadak

100稿目。

zabadakの桜Tourのライブ盤だが、
私は順番としてはスタジオ盤の桜より先に買っている。
秋葉原、Diskmapにて購入。
当時は自主盤をそこでしか買えない、
と思っていたので。
店頭のzabadakの枚数が異常に多かったのは覚えている。
今はもう無いのだが。

遠い音楽の後にこれを買って、
zabadakを、また上野洋子さんを追いかけることになる。

能書きが長くなった。
桜に収録されている楽曲自体がすべて高水準で、
それが不思議な空気感の音場の中で再現される。
どこか浮遊感を漂わせる。

各曲の余韻の残し方がなんだか素晴らしい。
改めて聴いてみると各楽器パートの出色も結構すさまじいものがある。
褒めてばっかり。

好きなアルバムは何?と聞かれても多分このアルバムの名を答えることはない。
スタジオ盤の桜の方が出てきてしまう。
ただ、このアルバムのライブ盤としての価値は
私の中では抜きん出ている。

相対的な評価しかできないが。

今好きなのは、二月の丘と桜。